リスクはどれくらい？キャバクラの裏引きについてかんたんに紹介

キャバクラの「裏引き」とは？

キャバクラの裏引きとは、自分を指名してくれるお客さんから、お店（キャバクラ）には内緒で直接お金をもらうことを言います。

「パパ活みたいなもんじゃん。これの何がいけないの？」と思う人もいますよね。私も最初そう思ってました。「お客さんからお金をもらおうが自由じゃん」って。

だけどよく考えてみて下さい。キャバクラを経営している側からすると、お客さんとキャバ嬢の2人の間でお金のやりとりが発生してしまうとそこで完結してしまいますよね。

お客さんからしてみれば、「わざわざキャバクラへ行ってお金を払わなくても、お気に入りのあの子と会えるし、直接おお金を渡せて喜んでもらえるしもうキャバクラへ行く必要ないじゃん」と思いますし、女の子側からしても「わざわざ営業メールしてお店にお客さんを呼んでお店でお金使ってもらうより、お金を直接もらった方が簡単に稼げるじゃん。」と思ってしまいますよね。

そうなると、キャバクラを経営する側からすると何のメリットもありません。
なんなら、お店に来てお金を使ってくれる大切なお客さんを失うことにもなります。

だからこそキャバクラでは「裏引き」に対して厳しい罰則を設けているところがほとんどなんです。
「お互いが言わなければ、裏引きしていることがお店にバレることは無いんじゃない？」と思う人も多いのですが、意外とバレるケースが多いです。

キャバクラ経営側もバカではないので、指名だったお客さんがピタリと来なくなった時期と同じ時期にキャストの出勤率が下がったりなど、明らかに変化があるので裏引きをしているかどうかはわかるらしいです。（私が働いているキャバクラの店長に聞きました。笑）

キャバクラで裏引きをすることのリスク

ではキャバ嬢が裏引きをすることによって起こりうるリスクについて解説していきましょう。

これは普通に考えてわかると思いますがキャバクラをクビになります。
理由は簡単で、裏引きはお店にとって損失でしかなくお店を裏切ったことになるからです。

裏引きをするということは、お客さんとお店の目が届かないところで2人で内緒で会うということです。
普段どんなに紳士なお客さんだったとしても、裏引きで会った時に突如変貌する人かもしれません。

急に高圧的になったり、暴力を振るってきたり、車で人がいないところへ連れ去られたり、無理やり体の関係を迫ってくるリスクもあります。何かあった時にお店に助けを求めることができないのです。

「裏引き」はキャバクラにおいてタブーであるということは、キャバクラに通いなれているお客さんであれば周知の事実です。
それを知った上で、お客さんが裏引きをしたキャストを脅してくる可能性があります。
「店にバラされたくなかったら俺の言うとおりにしろ」と脅されて愛人契約を求められたり、ストーカー化するリスクもあります。

裏引きをしたお客さんが既婚だった場合、奥さんにバレて訴えられる可能性があります。奥さんからしたら裏引きだろうが、結婚している男性と二人で会うことは「不倫」と同じことです。
お客さんから軽い気持ちでお金をもらうつもりが慰謝料を支払うことになるリスクもおおいにあるのです。