もくじ
キャバ嬢の枕営業って?
枕営業は、キャバクラやホストクラブなどをはじめとした水商売の世界では頻繁に用いられる言葉で、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
キャバ嬢の枕営業とは、性的サービスを提供することによってお客さんからの指名を獲得し、売上アップに繋げることです。
「今月の売上ノルマを何とか達成するためにあのお客さんに協力してもらいたい」
「No.1の座を奪うために何が何でも頑張りたい…」
「とにかく自分に貢がせてお金を稼ぎたい」
など、理由は様々ですが、ナイトワークの世界では度々見られる営業行為です。
枕営業によって提供される性的サービスは、あくまでも営業を目的としたものであるため、ビジネスと割り切ってお客さんと関係を持つケースがほとんどです。
キャバ嬢が枕営業をしてはいけない理由
枕営業をすれば簡単に売上アップに繋げられるんじゃないの?と短絡的に考えてしまう人もいますが、枕営業には様々なリスクが伴います。
ここでは、キャバ嬢が枕営業をしてはいけない理由を3つ解説します。
1.売上が上がらなくなる
枕営業をしてしまうと、お客さんが意中のキャバ嬢と肉体関係を持てたことに満足してしまいお店に来てくれなくなる可能性があります。
キャバクラは、キャバ嬢との疑似的な恋愛関係を提供する場ですが、中にはキャバ嬢と肉体関係を持つことを目的に足を運ぶお客さんもいます。
そうしたお客さんと関係を持ってしまえばその目的が達成されてしまい、他のキャバ嬢をゲットするためにあなたから離れてしまうことも考えられます。
指名獲得のために枕営業をしたにも関わらず結果として売上が下がることもあり、そうなってしまえば本末転倒です。
2.相手が既婚者の可能性がある
キャバクラには既婚者のお客さんも多く足を運びます。
そして、お客さんの中には自身が既婚者であることを隠してキャバ嬢からの枕営業に応じる人もいますが、もし奥さんにバレた場合には揉めてしまう可能性があります。
そのお客さんがお店に来なくなるだけではなく、キャバクラを巻き込んでのトラブルや訴訟へと発展することもあるため注意が必要です。
3.お店での居場所がなくなる
枕営業を推奨するキャバクラは基本的にありません。
何故なら、キャバ嬢の枕営業を許してしまうと、お客さんに口コミサイトなどで悪い噂を流されてしまいお店のイメージをダウンさせてしまうからです。
お店のスタッフや周りのキャストにバレてしまった場合には「枕営業をしてしまうキャバ嬢」だと認識されて白い目で見られてしまうことはもちろん、お客さんからは「あのキャバクラには枕営業をするキャバ嬢がいる」と認識されてしまいどんどん客層が悪くなってしまいます。
悪い噂はあっという間に広がってしまいます。
枕営業をしたキャバ嬢は問答無用でクビにするキャバクラも多いため、最初から手を出さない様にしましょう。
枕営業に誘われたらどうしたらいい?
自分は絶対に枕営業をしないと決めていてもお客さんからのお誘いをどう断って良いか分からないというキャバ嬢も多いのではないでしょうか。
ここからは、枕営業に誘われた場合の対処法を3つ解説します。
1.ハッキリ断る
何度も枕営業に誘ってくる厄介なお客さんに対しては、ハッキリ断ることがベストです。
お客さんに対してNOと意思表示することに対して抵抗を感じるキャバ嬢もいますが、あいまいな態度を取ってしまうと「ワンチャンある」と勘違いさせてしまいます。
また、しつこいお客さん程お金を使わなかったり飲み方も綺麗でないことも多く、長く関係を持つとストレスが溜まり続けます。
2.お店で禁止されていると言う
枕営業はお店で禁止されていると言うのも良い対処法です。
自分でハッキリ断る場合よりもお店を巻き込んで伝えた方がお客さんとの関係性がギクシャクしにくくなります。
しかし、それでも枕営業を持ち掛けてくるお客さんに対しては、「◯◯さんのことは気になるけど、このお店でずっと働き続けたいからごめんね」「枕営業をして今のお店を裏切りたくない」と伝えましょう。
キャバ嬢の心苦しい思いを汲み取り枕営業のお誘いをやめるお客さんも多くいます。
一方で、どうしても引かないお客さんに対しては、お店やスタッフに掛け合い出禁にしてもらうことも考えましょう。
3.逆に燃えさせる
枕営業を断ることに変わりはありませんが、逆にお客さんを燃えさせることもひとつの手です。
- 「もっと◯◯さんが私のことを好きにさせてくれたら考えても良いかな?」
- 「そんなに簡単に手に入る女で◯◯さんは満足するの?」
- 「あと1,000回指名してくれたら考えるんだけどなぁ…
など、お客さんを軽く煽る様な態度を取ることも効果的です。
お客さんの職種や性格、来店頻度などをしっかりと分析した上でアプローチすることを心掛けてくださいね。