水商売は辞めさせてくれない?その真実について現役キャバ嬢が説明

もくじ

水商売は辞めさせてくれないという噂の真実は?


「夜の仕事って辞めようとおもっても辞めさせてくれない」

「辞めようとするとヤクザ等が出てきて脅される」

キャバクラなどの水商売はこんなイメージ持っている人が多いのではないかなと思います。
ですが、現在渋谷のキャバクラで働く私に言わせると『辞めさせてくれないなんてことは無い』です。

もちろんヤクザが出てきたり、脅されて怖い思いをするなんてこともありません。
私が働いている渋谷のキャバクラにも退店する女の子がいましたが、みんな円満退店ですよ。

もちろんお店側からしたらキャストに辞めてほしくはありません。キャストが辞めてしまうことで損失が大きいからです。

キャバクラって何百人というキャストが在籍するような超大箱でもない限り、だいたいは多くて十数人、小箱のキャバクラだったら十人以下のキャストしか在籍していないということも大いにあります。

その限られたキャストを目当てに指名して来るお客さんもいるので、そのキャストが辞めてしまうとお客さんを同時に失ってしまうことになりますよね。

そしていなくなったキャストの代わりに新しくキャストを補充しなければなりません。
新しいキャストが入店することはキャバクラにとっても新しい風が吹くので、新鮮な感じになりますがイチからキャストとして育てあげなければならない労力も発生します。

だから、キャバクラにとってはなるべく長くキャストに働いてもらって、指名客をたくさん作ってお店に貢献してもらいたいんですよね。

そのため、キャバクラによってはキャバクラから退店することを強めに引き止められるかもしれません。
何度も「辞めることを考え直して」と言われることもあると思います。

でも最終的にキャバクラを辞めるか辞めないかは、キャストの自由です。
絶対に辞められないなんてことはありません。
本当に辞めたいのであれば引き止めにあっても「辞めます」とハッキリ言う勇気を持って下さいね。

どうしても辞めさせてくれない場合は「飛ぶ」のもアリ

前述したとおり、だいたいのお店では辞めることを引き止められることはあっても、強制的に辞めさせないというケースは少ないです。

ただ、何度断ってもしつこかったり、少しブラックな営業をしているお店だった場合「辞めます」とあまり強気で言えない雰囲気だったりすることもありますよね。
そんな時はもうキャバクラを飛んでしまうのも辞めるための一つの選択肢だと思います。

では『飛ぶ』とは何?と思いますよね。キャバクラの飛ぶというのは言葉の意味でもなんとなくわかると思いますが鳥のように何処かへ行っていなくなってしまうということです。
キャバクラで言うと、『事前に断ることなく突然キャバクラを辞めてしまうこと』ということですね。

もちろんキャバクラを飛ぶことは、デメリットの方が多いのでなるべくなら円満に退店してほしいですが最終手段としてアリだと思いますよ。

キャバクラを飛ぼうと思っている人はデメリットも知っておいて下さいね。デメリットは下記のとおりです。

  • 給料が貰えないことが多い
  • 業界内で噂が広まる
  • 嫌なことがあると飛べばいいという思考になる

途中でお店からいなくなるということは、もちろん給料も貰えない確率が高いです。キャバクラでは給料を手渡しをするところも多いので飛んだ後に給料を受け取りに行くことはなかなかできないと思います。

そして、夜の業界は横のつながりが強い業界です。一度お店を飛んでしまうと噂になってしまって次のお店を探しづらくなるデメリットがあります。

飛びグセがつかないように注意しましょう。
一度飛ぶことに成功してしまうとちょっとしたことで飛ぶくせがついてしまいます。

キャバクラを飛ぶことは、やむを得ない場合の時のみにしましょうね。

まとめ

それでは最後にまとめますね。

  • 水商売は辞めることができないという噂はウソ
  • ただしお店にとって辞められることは痛手なので引き止められるケースは多い
  • どうしても辞められないのなら『飛ぶ』ことも選択肢の一つ
  • 飛ぶ行為はデメリットが多いことを知っておく

お店を辞めることは悪いことではありません。
ですが続けることによって成長できることもあります。
求人を探す時に、なるべく長く続けられるようなお店選びをすることがとても重要です。